東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅安

 31日の東京外国為替市場でドル円は小幅安。15時時点では156.80円と12時時点(156.81円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。後場の日経平均株価が一時400円超上昇したことで、156.88円前後まで強含みに推移したものの上値は限定的だった。
 鈴木財務相が「為替相場の動向を注視して万全の対応をとる」と午前中とほぼ同じ発言を繰り返したものの、市場への影響はなかった。

 ユーロドルは小幅高。15時時点では1.0820ドルと12時時点(1.0811ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。月末で動きづらい展開の中、オプション(1.0805ドル・1.0835ドル)の狭間での小動きに終始した。

 ユーロ円は小幅高。15時時点では169.65円と12時時点(169.53円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。後場の日経平均株価が一時400円超上昇したことで、169.70円前後まで強含みに推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.58円 - 157.02円
ユーロドル:1.0811ドル - 1.0835ドル
ユーロ円:169.45円 - 170.08円

(山下)
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