東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 5日の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では155.63円と12時時点(155.47円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが前日比プラス圏で推移し、一方で本邦新発10年物国債の利回りは伸び悩み。午前からの底堅さが継続され、15時過ぎには155.73円までドル買い円売りが進んだ。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0879ドルと12時時点(1.0883ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円のドル高推移につれて1.0876ドルまで下押しした。

 ユーロ円は買い優勢。15時時点では169.31円と12時時点(169.21円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。クロス円全般に底堅い流れに沿って、169.41円まで上げ幅を広げた。

 豪ドル円は103.68円、NZドル円は96.30円まで上値を伸ばした。5月中国Caixinサービス部門PMIが予想を上回る強さを見せた影響が続いた。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.80円 - 155.73円
ユーロドル:1.0876ドル - 1.0886ドル
ユーロ円:168.41円 - 169.41円
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