東京外国為替市場概況・10時 ドル円 買い戻しが一服

 5日の東京外国為替市場でドル円は買い戻しが一服。10時時点では155.23円とニューヨーク市場の終値(154.88円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。昨日に大幅下落の反動で買い戻しが先行し一時155.42円まで上昇した。ただ、安寄りの日経平均が下げ幅を拡大する動きになったことも重しとなり、買い戻しが一服すると155.20円前後に上値を切り下げた。

 ユーロ円は上昇。10時時点では168.95円とニューヨーク市場の終値(168.50円)と比べて45銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の買い戻しにつられ、クロス円も買いが先行した。ユーロ円は169.08円まで強含み、ポンド円は198.47円、豪ドル円は103.32円まで上昇した。

 ユーロドルは10時時点では1.0884ドルとニューヨーク市場の終値(1.0879ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。円主導の動きとなり、ドル円のドル買いとユーロ円のユーロ買いに挟まれ、NY終値付近で動意に欠ける動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.80円 - 155.42円
ユーロドル:1.0878ドル - 1.0886ドル
ユーロ円:168.41円 - 169.08円

(金)
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