ドル円、155.90円付近まで強含み 本邦長期債利回りの低下続く

 ドル円は155.90円付近まで強含み。14時前には155.95円まで上昇後に155.72円まで下押す場面があったものの、一巡後は下値を切り上げている。155円後半で上下した局面では、植田日銀総裁の発言「現実のインフレ予想は、まだ2%に達するには少し距離がある」「国債買い入れは、出口戦略を進めていくなかで減額することが適当であると考えている」が伝わった。 
 なお新発10年物国債利回りは0.96%割れまで低下。30年債入札結果が強めと捉えられ、長期国債買いが続いているもよう。
 
 

(小針)
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