東京外国為替市場概況・12時 ドル円、一進一退

 7日の東京外国為替市場でドル円は一進一退。12時時点では155.81円とニューヨーク市場の終値(155.61円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。東京仲値に向けて強含んだ流れのまま、10時過ぎには155.94円まで上昇。ただし一巡後は、昨日低下した本邦長期金利が本日は上昇に転じたことを眺め、155.60円台まで上値を切り下げる場面があった。昨日終値の手前で下げ渋ると、再び155.80円台までじり高となるなど明確な方向感はでなかった。

 ユーロ円は強含み。12時時点では169.78円とニューヨーク市場の終値(169.47円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。ドル円につれた動きが続いたものの、下押しを169.56円付近までに留めて徐々に買いが優勢となった。12時前には169.83円まで本日ここまでの高値を更新している。

 ユーロドルは小じっかり。12時時点では1.0897ドルとニューヨーク市場の終値(1.0890ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準。ユーロ円の上昇に支えらえれ、昨日NY午後からの底堅さが継続した。1.0898ドルまでじり高となり、欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表後につけた1.0902ドルに迫っている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.55円 - 155.94円
ユーロドル:1.0887ドル - 1.0898ドル
ユーロ円:169.42円 - 169.83円


(小針)
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