東京外国為替市場概況・17時 ドル円、神経質な動き

 7日午後の東京外国為替市場でドル円は神経質な動き。17時時点では155.42円と15時時点(155.51円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。東京オプションカット後からのドル売りで155.14円まで下押しした後は、155.46円付近まで戻す場面もあった。その後、欧州の本格参入後も円買い意欲は引かず再び155.12円まで弱含んだが、17時過ぎには再び155.50円台に戻すなど神経質な動き。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.0893ドルと15時時点(1.0890ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。多くの欧州中央銀行(ECB)要人からの発言が伝わっているが、どの発言に対しても市場の反応は限定的。早朝からのレンジも僅か11Pipsに留まるなど、欧州参入後も狭いレンジで小動き。

 ユーロ円は方向感がない。17時時点では169.29円と15時時点(169.35円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。総じてドル円に連れる動きとなり一時168.94円まで弱含んだ。しかし、流動性が悪いことですぐに169円前半に戻すなど、ドル円同様に方向感が定まらない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.12円 - 155.94円
ユーロドル:1.0887ドル - 1.0898ドル
ユーロ円:168.94円 - 169.83円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。