東京外国為替市場概況・10時 ドル円、もみ合い

 12日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。10時時点では157.18円とニューヨーク市場の終値(157.13円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。5月企業物価指数が予想を上回ったことに反応して157.06円まで下押すも、157円の節目を前に下げ渋り。その後、仲値公示に絡んで157.22円まで買い戻されるも一時的となるなど、157円台前半で方向感が定まらなかった。

 ユーロ円ももみ合い。10時時点では168.75円とニューヨーク市場の終値(168.77円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。168.82円まで上昇後は本邦株安が重しとなって168.66円まで下押すなど、ドル円同様方向感が定まらなかった。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0736ドルとニューヨーク市場の終値(1.0741ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。10時前に1.0735ドルまで下押したものの、本日これまでの値幅はわずか8pips程度と、小動きの域を出なかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.06円 - 157.22円
ユーロドル:1.0735ドル - 1.0743ドル
ユーロ円:168.66円 - 168.82円


(川畑)
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