ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、伸び悩み

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。4時時点では157.01円と2時時点(157.38円)と比べて37銭程度のドル安水準だった。米10年債入札が「好調だった」と伝わり、10年債利回りが4.40%近辺まで急低下するとドル売りの反応が見られた。入札前には157.40円まで本日高値を更新する場面があったものの、その後は米金利低下とともに157.01円付近まで売りに押された。

 ユーロドルは小高い。4時時点では1.0743ドルと2時時点(1.0737ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下によるドル売りの流れに沿って1.0740ドル台まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は4時時点では168.69円と2時時点(168.98円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて、2時前につけた169.00円付近から168.60円台まで押し戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.81円 - 157.40円
ユーロドル:1.0720ドル - 1.0774ドル
ユーロ円:168.30円 - 169.42円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。