ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、小動き

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小動き。24時時点では156.90円と22時時点(156.97円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。11-12日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や13-14日の日銀金融政策決定会合を前に様子見ムードが広がり、狭いレンジでの取引に終始した。22時以降の値幅は18銭程度と小さかった。

 ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.0733ドルと22時時点(1.0741ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。欧州議会選で与党が大敗し解散総選挙を実施することになったフランスの株価が2%超急落するなど、欧州株相場が軟調に推移すると全般ユーロ売りが出やすい地合いとなった。

 ユーロ円も戻りが鈍かった。24時時点では168.41円と22時時点(168.61円)と比べて20銭程度のユーロ安水準。仏政局不安を背景にユーロ売りが出やすい状況だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.52円 - 157.20円
ユーロドル:1.0733ドル - 1.0809ドル
ユーロ円:168.30円 - 169.35円


(中村)
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