欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 11日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では156.89円と20時時点(157.09円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。一時156.81円と本日安値を更新。米10年債利回りが4.42%台まで低下したほか、欧米株価指数の下落でユーロ円を中心にクロス円が軟調に推移したことにつれた。

 ユーロ円は下げ幅を拡大。22時時点では168.38円と20時時点(168.73円)と比べて35銭程度のユーロ安水準だった。欧州政局不安や株安を背景に円買い・ユーロ売りが加速し、一時168.30円まで下値を広げた。

 ユーロドルは22時時点では1.0732ドルと20時時点(1.0741ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ売りの流れは止まらず、一時1.0724ドルまで下げる場面があった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:156.81円 - 157.39円
ユーロドル:1.0724ドル - 1.0774ドル
ユーロ円:168.30円 - 169.42円

(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。