欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、小高い

 7日の欧州外国為替市場でドル円は小高い。20時時点では155.57円と17時時点(155.42円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。5月米雇用統計をこの後に控えるなかでポジション調整主導の展開が続いており、155.60円付近まで小幅に下値を切り上げるなど、この時間帯は円安・ドル高が目立つ。
 なお、コモディティ市場ではNY金価格が急落。中国人民銀行(PBOC)が金準備の積み増しを停止したことが材料視され、8月限は前営業日比40.8ドル安の1トロイオンス=2350.1ドルまで大きく値を下げている。

 ユーロ円も小幅高。20時時点では169.39円と17時時点(169.29円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が下値を切り上げるにつれて169.40円台まで強含んでいる。

 ユーロドルはこう着。20時時点では1.0888ドルと17時時点(1.0893ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。米雇用統計待ちの状態。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:155.12円 - 155.94円
ユーロドル:1.0883ドル - 1.0898ドル
ユーロ円:168.94円 - 169.83円

(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。