欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 3日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では156.78円と20時時点(156.74円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。20時30分過ぎに156.64円まで下げた後は156.94円付近までショートカバーが入った。もっとも、米10年債利回りが低水準を維持するなかで一段と戻りを試す展開にもなっていない。

 ユーロ円も下げ渋り。22時時点では170.02円と20時時点(169.85円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。169.82円まで下げた後は170.10円台まで反発するなど、総じてドル円につれた動き。
 なお、メキシコペソ円は大幅安。市場では「メキシコ大統領選を通過したことで目先のロングポジションを解消する動きが活発化しているようだ」との指摘があるなか、一時8.84円と4月19日以来の安値を付けた。

 ユーロドルは22時時点では1.0845ドルと20時時点(1.0837ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:156.64円 - 157.47円
ユーロドル:1.0828ドル - 1.0859ドル
ユーロ円:169.82円 - 170.89円


(越後)
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