東京外国為替市場概況・15時 ドル円 もみ合い

 17日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。15時時点では157.45円と12時時点(157.44円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。午後は値動きが一段と細り、先週末NY終値157.40円を挟んだ狭いレンジ内での上下に終始した。先週に注目の日米金融政策イベントを通過しドル高・円安地合いは変わっていないが、この流れに勢いをつける材料ともならず、足もとではやや方向感が欠けている。

 ユーロドルも動意薄。15時時点では1.0699ドルと12時時点(1.0704ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。1.07ドル近辺でのこう着相場が継続。フランスの政局不安への懸念が根強く、先週末につけた5月1日以来の安値1.0668ドルからの戻りが鈍い。

 ユーロ円は15時時点では168.45円と12時時点(168.53円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。日経平均の大幅安が重しとなるも、ドル円とユーロドルがともに値動きが鈍いこともあり、168.50円を挟んでの狭いレンジ内で振幅した。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.19円 - 157.66円
ユーロドル:1.0691ドル - 1.0709ドル
ユーロ円:168.18円 - 168.74円


(金)
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