欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 14日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では157.24円と20時時点(156.95円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。株安や米長期金利の低下を受けて156.80円台まで下げる場面があったが、一巡するとショートカバーが優勢に。米10年債利回りが4.18%台から4.23%台まで低下幅を縮めたことも支えに157.40円台まで持ち直した。

 ユーロ円は下げ幅を縮小。22時時点では168.09円と20時時点(167.91円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。欧州序盤から急ピッチで下落した反動から167.53円を底に168.40円手前まで反発する場面も見られた。

 ユーロドルは22時時点では1.0690ドルと20時時点(1.0698ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。円相場が主導したため1.0700ドルを挟んで方向感がない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:156.86円 - 158.26円
ユーロドル:1.0672ドル - 1.0745ドル
ユーロ円:167.53円 - 169.80円


(越後)
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