欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下値堅い

 13日の欧州外国為替市場でドル円は下値が堅い。22時時点では157.02円と20時時点(157.17円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。5月米卸売物価指数(PPI)がコア指数ともに市場予想を下回る結果となったことを受けて米長期金利の低下とともに売りが優勢に。一時156.59円と本日安値に面合わせした。もっとも、一時は4.23%台まで低下した米10年債利回りが4.27%台まで低下幅を縮めると157円台を回復した。

 ユーロドルは伸び悩み。22時時点では1.0793ドルと20時時点(1.0794ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。低調な米PPIを受けて一時1.0816ドルまで上昇したものの、本日高値との面合わせに留まると次第に上値が重くなった。

 ユーロ円は22時時点では169.48円と20時時点(169.65円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて169.31円付近まで下げたが、本日安値の169.30円を前に反発している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:156.59円 - 157.31円
ユーロドル:1.0781ドル - 1.0816ドル
ユーロ円:169.30円 - 170.14円


(越後)
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