東京外国為替市場概況・15時 豪ドル、続伸

 26日午後の東京外国為替市場で豪ドルは続伸。午前中に発表された予想を上回る5月豪消費者物価指数(CPI)を受けて、豪準備銀行(RBA)理事会での利上げ観測が台頭したことで、豪ドル/ドルは0.6687ドル、豪ドル円は106.87円まで上値を伸ばした。

 ドル円は小幅安。15時時点では159.81円と12時時点(159.84円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。新発10年物国債の利回りが1.010%台まで上昇したことで、159.74円前後まで弱含んだ。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0703ドルと12時時点(1.0710ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。週末のフランス総選挙に向けた警戒感から、1.0702ドルまでわずかに下値を広げた。
 レーン・フィンランド銀行(中央銀行)総裁は「欧州中央銀行(ECB)の利下げ、今年あと2回との期待は妥当」と述べた。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では171.05円と12時時点(171.18円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。ドル円とユーロドルが弱含みに推移したことで、171.02円前後まで弱含みに推移した。
  
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.62円 - 159.90円
ユーロドル:1.0702ドル - 1.0718ドル
ユーロ円:170.95円 - 171.34円


(山下)
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