ドル円 159.75-160.00円へレンジアップ、しばらくこの辺で推移か

 ドル円は本日NYカットほか複数のオプション(OP)が置かれている159.50円と、やはり本日NYカットとなるに159.75円OPに挟まれたレンジで推移していたが、日経平均株価の上昇幅拡大や、豪消費者物価指数(CPI)の上振れを受けた豪ドル円の上昇への連れ高もあって、一時159.90円まで上振れた。その後は本日NYカットのオプション(OP)159.75円へ近づくように、やや押し戻される場面もあった。

 ここからは売り・ストップロス買いとともに、大きなポジションを含む複数OPが控える160.00円、そして前述の159.75円OPに挟まれたレンジでしばらく推移か。相場の押し下げ作用が想定された159.50円OPからやや離れ、同効果を発揮する可能性は低減したかもしれない。だが、カットオフのNYタイム10時(日本時間23時)まではOP絡みの振れに見舞われるリスクに一応留意しつつ臨みたい。

(関口)
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