東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅安

 27日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅安。15時時点では160.40円と12時時点(160.45円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。新発10年物国債の利回りが1.065%まで上昇したことや本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入への警戒感から、一時160.31円まで下値を広げた。しかし、米10年債利回りが4.33%台で高止まりしていることや円買い介入もないことで下値は限定的だった。

 ユーロドルは小幅高。15時時点では1.0695ドルと12時時点(1.0689ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。ポジション調整の買い戻しで、1.0697ドルまでわずかに上値を伸ばした。

 ユーロ円は小幅高。15時時点では171.55円と12時時点(171.51円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が下げ渋り、ユーロドルが強含みに推移したことで、171.50円台で堅調に推移した。
  
本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.31円 - 160.81円
ユーロドル:1.0677ドル - 1.0697ドル
ユーロ円:171.39円 - 171.82円

(山下)
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