東京外国為替市場概況・8時 ドル円、上昇一服

 27日の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。8時時点では160.69円とニューヨーク市場の終値(160.81円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。昨日高値160.87円の手前でやや伸び悩んだものの、下押し幅も限定的。約37年半ぶりの円安水準を記録したドル円相場に対して、本邦通貨当局がどのような対応を取るかに注目が集まる。

 ユーロ円は高値更新後に下押し。8時時点では171.63円とニューヨーク市場の終値(171.75円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。スポット応当日が変わった直後に171.82円をつけて、ユーロ導入以来の高値を更新した。もっとも、一巡後は利益確定の売りで171.60円割れまで上値を切り下げている。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比205円安の39415円で引けた。
 
 ユーロドルは8時時点では1.0680ドルとニューヨーク市場の終値(1.0681ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。昨日の終値付近で小幅に上下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.66円-160.81円
ユーロドル:1.0678ドル-1.0683ドル
ユーロ円:171.59円-171.82円


(小針)
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