東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

 27日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では160.54円と15時時点(160.40円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。欧州通貨に対するドル売りに連れて160.33円前後まで弱含む場面もあったが、13時過ぎに付けた日通し安値を割り込めず、底堅さを維持し160円半ばに戻した。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0690ドルと15時時点(1.0695ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢参入後は米長期金利がやや低下した。一方で、独長期金利が上昇して始まると1.0699ドルまで買われた。しかし、大台を超える勢いはなく、狭いレンジ内でのもみ合いから抜け出せないでいる。

 ユーロ円は小高い。17時時点では171.62円と15時時点(171.55円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。欧州金利が上昇していることや、ドル円が底堅さを維持していることでユーロ円は小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.31円 - 160.81円
ユーロドル:1.0677ドル - 1.0699ドル
ユーロ円:171.39円 - 171.82円


(松井)
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