欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 1日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では161.35円と20時時点(161.12円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時4.44%台まで上昇したことで、161.39円まで上値を伸ばし、6月28日の高値161.27円を上抜けて、1986年12月以来の高値を更新した。

 ユーロドルはもみあい。22時時点では1.0748ドルと20時時点(1.0748ドル)とほぼ同水準だった。米10年債利回りが一時4.44%台まで上昇し、独6月消費者物価指数(CPI)が前年比+2.2%と予想の+2.3%を下回ったことで、1.0740ドル付近まで弱含みに推移したものの、ドイツ10年国債利回りが2.58%台まで上昇したことで下値は限定的だった。

 ユーロ円は強含み。22時時点では173.43円と20時時点(173.18円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて、173.48円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.63円-161.39円
ユーロドル:1.0711ドル-1.0776ドル
ユーロ円:172.28円-173.48円


(山下)
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