ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 上昇一服

 1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇一服。2時時点では161.52円と24時時点(161.65円)と比べて13銭程度のドル安水準。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングを通過した後にドル買いが一巡し、ドル円は24時過ぎにつけた161.73円を高値に上昇が一服した。ただ、米長期金利が高い水準での推移が続いていることもあり、売り戻しは161.50円前後にとどめ下値の堅い動きが継続。

 ユーロドルは下げ渋る。2時時点では1.0731ドルと24時時点(1.0730ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準。米長期金利の上昇に伴ったドル買いで24時過ぎに1.0720ドル近辺に押し戻されたが、ドル買いが一服すると1.0730ドル近辺で値動きが鈍っている。シムカス・リトアニア中銀総裁は7月の利下げの根拠がなくなったとし、データが予想通りであれば今年さらに2回の利下げの可能性があるとの見解を示した。

 ユーロ円は2時時点で173.33円と24時時点(173.45円)と比べて12銭程度のユーロ安水準。22時過ぎにつけた173.67円を頭に上昇が一服し、ドル円・ユーロドルの値動きが落ち着いていることもあり、24時を過ぎてからは173円前半での小動きにとどまっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.63円 - 161.73円
ユーロドル:1.0711ドル - 1.0776ドル
ユーロ円:172.28円 - 173.67円

(金)
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