東京外国為替市場概況・10時 ドル円、小幅高

 2日の東京外国為替市場でドル円は小幅高。10時時点では161.52円とニューヨーク市場の終値(161.46円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。昨日同様に東京仲値の値決めにかけては実需勢を中心に円売り需要旺盛だった。一時161.64円まで上昇し、昨日約37年半ぶりにつけた高値161.73円に迫った。しかし、値決めが終了すると円売りの勢いはやや弱まっている。

 ユーロドルは上値が抑えられる。10時時点では1.0735ドルとニューヨーク市場の終値(1.0740ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。限られたレンジでの取引だが、対円でのドル買いがユーロドルの上値を抑えた。

 ユーロ円はもみ合い。10時時点では173.39円とニューヨーク市場の終値(173.40円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に東京仲値の値決めまでは堅調だったが、値決め後はNY引け値水準まで戻すなどもみ合いから抜け出せていない。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:161.41円-161.64円
ユーロドル:1.0733ドル-1.0741ドル
ユーロ円:173.32円-173.52円

(松井)
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