NY為替見通し=明日からのパウエルFRB議長の議会証言を控えて動きづらい展開か
本日のNY為替市場のドル円は、明日からのパウエルFRB議長の議会証言を控えて動きづらい展開が予想される。
本日のニューヨーク市場では、主要な経済指標や要人発言の予定がないことで、明日からのパウエルFRB議長の議会証言を控えて動きづらい展開が予想される。また、円サイドでも、明日から日本銀行が開催する債券市場参加者会合を控えていることで動きづらい展開が予想される。
米国6月の失業率の上昇や平均時給の伸び率鈍化を受けて、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始確率が70%台へ上昇し、12月のFOMCでも利下げが予想されている。
6月のFOMCでのドット・プロット(金利予測分布図)では、パウエルFRB議長は年内2回の利下げを支持していたと思われることで、明日からの議会証言でのハト派的な見解に警戒しておきたい。
パウエルFRB議長は、9日に米上院銀行委員会、10日に米下院金融サービス委員会で金融政策や経済情勢に関する半期に一度の証言を行う。
先日、米国の物価について「ディスインフレ=物価上昇率が低下していく道に戻った」とハト派的な見解を示していた。
8月22-24日のジャクソンホール会合での地均しを経て、9月17-18日のFOMCで利下げを開始する可能性がメインシナリオとなりつつある。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、161.95円(7/3高値)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、159.62円(6/26安値)
(山下)
本日のニューヨーク市場では、主要な経済指標や要人発言の予定がないことで、明日からのパウエルFRB議長の議会証言を控えて動きづらい展開が予想される。また、円サイドでも、明日から日本銀行が開催する債券市場参加者会合を控えていることで動きづらい展開が予想される。
米国6月の失業率の上昇や平均時給の伸び率鈍化を受けて、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始確率が70%台へ上昇し、12月のFOMCでも利下げが予想されている。
6月のFOMCでのドット・プロット(金利予測分布図)では、パウエルFRB議長は年内2回の利下げを支持していたと思われることで、明日からの議会証言でのハト派的な見解に警戒しておきたい。
パウエルFRB議長は、9日に米上院銀行委員会、10日に米下院金融サービス委員会で金融政策や経済情勢に関する半期に一度の証言を行う。
先日、米国の物価について「ディスインフレ=物価上昇率が低下していく道に戻った」とハト派的な見解を示していた。
8月22-24日のジャクソンホール会合での地均しを経て、9月17-18日のFOMCで利下げを開始する可能性がメインシナリオとなりつつある。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、161.95円(7/3高値)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、159.62円(6/26安値)
(山下)