ランド、下げ幅拡大 トランプ再選は南ア売り要因
ランドは対円で8.64円、対ドルで18.2785ランドまで下げ幅を拡大している。週末にトランプ前大統領が遊説中に狙撃されたが無事生還し、大統領選挙でも更に再選の可能性が高まったことがランドの重しになっている。
また、前回のトランプ政権時にはアフリカへの投資などには全く興味を示しなかっただけでなく、5月末の米下院では南アとの関係見直しに賛成する決議が通ったこともランド売り要因。仮に同法案が米上院でも通過した場合も、アフリカとの協調関係を高めているバイデン大統領は法案可決に署名しない可能性もあるが、トランプ氏が再選した場合は署名する可能性が高いとも言われている。
(松井)
また、前回のトランプ政権時にはアフリカへの投資などには全く興味を示しなかっただけでなく、5月末の米下院では南アとの関係見直しに賛成する決議が通ったこともランド売り要因。仮に同法案が米上院でも通過した場合も、アフリカとの協調関係を高めているバイデン大統領は法案可決に署名しない可能性もあるが、トランプ氏が再選した場合は署名する可能性が高いとも言われている。
(松井)