今日の株式見通し-堅調か 強めの小売指標を好感してダウ平均が742ドル高

 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は742ドル高の40954ドルと値幅を伴った上げとなった。6月の小売売上高は市場予想を上回ったが、米国景気の底堅さを示す結果と好意的に受け止められた。強めの指標を受けても10年債利回りが低下したことでリスクオンの流れとなり、3指数とも高値圏で終了。ナスダックは下げる場面もあって小幅なプラスにとどまったが、ダウ平均とS&P500が最高値を更新した。ドル円は足元158円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて305円高の41545円、ドル建てが345円高の41585円で取引を終えた。

 米国株が非常に強い動きを見せたことで、日本株も連れ高の展開を予想する。CME225先物は大幅ギャップアップスタートを示唆している。きのうの日経平均は4桁安となった翌営業日で上昇したものの上値は重かったが、きょうは警戒感が後退してアグレッシブな買いが入ると見込まれる。米国同様にリスクオンの様相が強まり、高く始まった後も上を試しやすい地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは41400円-41900円。
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