ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロ円、弱含み

 17日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は弱含み。2時時点では170.83円と24時時点(171.09円)と比べて26銭程度のユーロ安水準。米中通商摩擦の再燃を嫌気し、リスク回避のクロス円の売りが優勢。ユーロ円は170.71円、ポンド円は203.14円、豪ドル円は105.05円まで弱含み、それぞれ日通し安値を更新した。なお、半導体株が大幅に下落していることでナスダック総合は一時500ポイント超下がり、2022年12月以来の下げ幅を記録した。

 ドル円は上値が重い。2時時点では156.30円と24時時点(156.49円)と比べて19銭程度のドル安水準。買い戻しも限られ、クロス円の売りや米金利の低下でドル円の上値が重くなり156.20円台までじり安。日通し安値に接近している。

 ユーロドルは小動き。2時時点では1.0930ドルと24時時点(1.0932ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の売りが上値を抑えているが、米金利が低下していることで下押しも限られ小動き。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.10円 - 158.61円
ユーロドル:1.0895ドル - 1.0948ドル
ユーロ円:170.71円 - 172.83円


(松井)
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