ユーロドル、小高い レンジ抜け出せずECB総裁の会見待ち

 ユーロドルは小高い。欧州中央銀行(ECB)は政策金利を予想通り4.25%で据え置いたほか、声明では「インフレ率は来年も目標を上回る水準が続く可能性が高い」と言及したものの、今後も金融政策はデータ依存で会合ごとに決定し、金利の道筋を事前に約束することはないとした。
 金融政策の公表後には1.0934ドル付近までわずかに上昇したものの、依然として欧州勢参入後からの狭いレンジ内推移は抜け出せず。今後の金融政策について新たな手掛かりを得るため、ラガルドECB総裁の会見を待つ状態だ。

(岩間)
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