ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、戻り鈍い

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。24時時点では157.34円と22時時点(157.66円)と比べて32銭程度のドル安水準だった。世界規模でのシステム障害に対するリスク回避の動きが一巡すると157.70円付近まで下げ渋ったものの、戻りは限定的だった。ダウ平均が一時320ドル超下落するなど、米国株相場が軟調推移したことが相場の重し。
 なお、マイクロソフトは「障害の影響あったアプリとサービスは全て復旧した」と発表した。

 ユーロ円も戻りが鈍い。24時時点では171.34円と22時時点(171.68円)と比べて34銭程度のユーロ安水準。22時過ぎに一時171.72円付近まで下げ渋ったものの、買い戻しが一巡すると徐々に上値を切り下げた。ドル円につれた動きとなった。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0890ドルと22時時点(1.0889ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.96円 - 157.86円
ユーロドル:1.0876ドル - 1.0902ドル
ユーロ円:170.92円 - 171.88円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。