ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、弱含み

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。4時時点では156.10円と2時時点(156.30円)と比べて20銭程度のドル安水準。クロス円の売りが弱まると、ドル円も小幅に戻す場面もあった。しかし、米10年債利回りが4.14%台まで低下し、その後も同水準を保っていることで上値が再び抑えられ、4時前には東京夕刻につけた日通し安値156.10円に並んだ。

 ユーロドルは底堅い。4時時点では1.0937ドルと2時時点(1.0930ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準。米金利の低下がユーロドルの支えになり底堅さを維持している。

 ユーロ円は安値近辺でもみ合い。4時時点では170.73円と2時時点(170.83円)と比べて10銭程度のユーロ安水準。ナスダック総合の大幅下落に連れたクロス円の売りは一服となり171円台を一時回復した。しかし、米金利低下でドル円がじり安となると、ユーロ円も再び押し戻され日通し安値に近い水準でもみ合いになっている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.10円 - 158.61円
ユーロドル:1.0895ドル - 1.0948ドル
ユーロ円:170.71円 - 172.83円


(松井)
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