ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値が重い

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では158.35円と2時時点(158.54円)と比べて19銭程度のドル安水準。米小売売上高発表後に4.21%台まで上昇した米10年債利回りが4.16%まで低下するなど、米金利低下の動きに連れてドル円も上値が重くなり158.30円台まで下押しした。

 ユーロドルはじり高。4時時点では1.0896ドルと2時時点(1.0889ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準。米金利の低下がユーロドルの支えになり1.0897ドル付近までじり高。

 ユーロ円は小動き。4時時点では172.53円と2時時点(172.63円)と比べて10銭程度のユーロ安水準。米金利に連れたドル相場となっていることで、クロス円は小動き。なお、ダウ平均は700ドル超上昇し史上最高値を更新しているが、クロス円への影響は限られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.00円 - 158.86円
ユーロドル:1.0872ドル - 1.0905ドル
ユーロ円:172.15円 - 172.92円


(松井)
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