ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では156.49円と22時時点(156.56円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「最近のデータで2%の物価目標達成にさらに自信が持つことができた」「利下げが正当化される時期に近づいている」と発言すると、156.16円付近まで下押しした。ただ、日本時間夕刻に付けた日通し安値156.10円が目先サポートとして働くと下げ渋った。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0932ドルと22時時点(1.0942ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。FRB高官らのハト派的な発言を受けて一時1.0948ドルと3月14日以来約4カ月ぶりの高値を付けたものの、買い一巡後はやや上値を切り下げた。

 ユーロ円は戻りが鈍い。24時時点では171.09円と22時時点(171.31円)と比べて22銭程度のユーロ安水準。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.10円 - 158.61円
ユーロドル:1.0895ドル - 1.0948ドル
ユーロ円:170.75円 - 172.83円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。