東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、下げ幅拡大

 24日午後の東京外国為替市場でユーロ円は下げ幅拡大。17時時点では167.40円と15時時点(167.80円)と比べて40銭程度のユーロ安水準だった。16時過ぎに167.44円まで下押したが、ドル円の買い戻しが入ると168円台を回復する場面があった。しかし、欧州の経済指標の下振れで再びユーロが売られると、17時前には167.32円まで下げ幅を広げた。

 ドル円はもみ合い。17時時点では154.59円と15時時点(154.63円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。欧州勢参入後に下値をトライしたが、154.37円を下抜けることが出来ず154.80円台まで買い戻される場面もあった。しかし、欧州株式市場が軟調に始まると、株安を嫌気し上値も抑えられもみ合いになっている。

 ユーロドルは弱含み。17時時点では1.0829ドルと15時時点(1.0852ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。独仏ユーロ圏の7月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想や前回値を下回ったことでユーロドルは1.0826ドルまで弱含んだ。また、ユーロポンドは0.8399ポンド、ユーロスイスフランは0.9638フランまで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.37円 - 155.99円
ユーロドル:1.0826ドル - 1.0855ドル
ユーロ円:167.32円 - 169.20円


(松井)
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