ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、安値圏での戻り継続

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は安値圏での戻りが継続。4時時点では154.00円と2時時点(153.46円)と比べて54銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇へ転じて一時4.288%前後と11日以来、約2週間ぶりの水準まで切り上がった。ドル円は、日銀の追加利上げ観測が強まるなか、まだ安値圏を脱したともいえない動きだが154円台を回復し、154.07円前後までじり高となった。

 ユーロ円もじりじり戻す動き。4時時点では166.90円と2時時点(166.53円)と比べて37銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の円安方向への戻りに連動。166.99円前後と、167円回復をうかがう様相となった。

 ユーロドルはやや重い動き。4時時点では1.0837ドルと2時時点(1.0851ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の持ち直しによるドル買い戻しが重し。1.0837ドル前後までユーロ安・ドル高方向へ傾いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.11円 - 155.99円
ユーロドル:1.0826ドル - 1.0867ドル
ユーロ円:166.14円 - 169.20円

(関口)
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