ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り
31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では150.43円と22時時点(150.32円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。日銀による金融政策の正常化が今後さらに進むとの観測から円買い・ドル売りが進行。7月ADP全米雇用報告などが予想より弱い内容となったことも相場の重しとなり、23時過ぎに一時149.64円と3月19日以来約4カ月ぶりの安値を付けた。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。一時は4.0892%前後と3月12日以来の低水準を記録した米10年債利回りが4.11%台まで低下幅を縮めるとドル買い戻しが入った。
ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0821ドルと22時時点(1.0841ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると一時1.0849ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利が低下幅を縮めると上値が重くなった。
ユーロ円は本日安値圏でもみ合い。24時時点では162.79円と22時時点(162.96円)と比べて17銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.64円 - 153.88円
ユーロドル:1.0807ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:162.21円 - 166.53円
(中村)
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。一時は4.0892%前後と3月12日以来の低水準を記録した米10年債利回りが4.11%台まで低下幅を縮めるとドル買い戻しが入った。
ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0821ドルと22時時点(1.0841ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると一時1.0849ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利が低下幅を縮めると上値が重くなった。
ユーロ円は本日安値圏でもみ合い。24時時点では162.79円と22時時点(162.96円)と比べて17銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.64円 - 153.88円
ユーロドル:1.0807ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:162.21円 - 166.53円
(中村)