ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、さえない

 31日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルはさえない。2時時点では1.0809ドルと24時時点(1.0821ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。独10年債利回りが約4カ月ぶりの水準まで低下したことなどを手掛かりにした売りが進んだ。米長期金利の低下一服もユーロ売り・ドル買いを誘い、一時1.0804ドルと日通し安値をつけた。

 ドル円は底堅い。2時時点では150.55円と24時時点(150.43円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表が迫る中で積極的に買い戻しを進める展開とはならなかったが、150円台半ばで底堅く推移した。

 ユーロ円はもみ合い。2時時点では162.74円と24時時点(162.79円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。162円台後半の水準で方向感を欠いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.64円 - 153.88円
ユーロドル:1.0804ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:162.21円 - 166.53円

(岩間)
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