ドル円、144円台回復 流動性悪化で値が振れやすい

 ドル円は下値が堅い。米長期金利が上昇に転じたうえ、米国株がいったん下げ渋る動きを見せるとショートカバーが優勢となり144円台を回復して144.10円付近まで持ち直している。足もとの急落で市場の流動性が極端に悪化しているため、値が振れやすい点に十分注意が必要だろう。

(越後)
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