ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では142.64円と22時時点(142.23円)と比べて41銭程度のドル高水準だった。21時30分過ぎに141.84円付近まで値を下げたものの、アジア時間に付けた1月2日以来の安値141.70円がサポートとして働くと下げ渋った。7月米ISM非製造業景況指数が51.4と予想の51.0を上回ったことが分かると米長期金利の低下幅縮小とともに143.85円付近まで値を戻す場面があった。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0978ドルと22時時点(1.0991ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。22時前に一時1.1008ドルと1月2日以来の高値を付けたものの、同日高値1.1046ドルがレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米ISM非製造業景況指数の上振れも相場の重し。

 ユーロ円は24時時点では156.60円と22時時点(156.33円)と比べて27銭程度のユーロ高水準。ドル円の下げ渋りにつれた買いが入ると157.83円付近まで持ち直す場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.70円 - 146.66円
ユーロドル:1.0893ドル - 1.1008ドル
ユーロ円:154.42円 - 160.22円


(中村)
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