ニューヨーク外国為替市場概況・1日 ドル円、3日続落
1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続落。終値は149.36円と前営業日NY終値(149.98円)と比べて62銭程度のドル安水準だった。アジア時間に一時148.51円と3月15日以来の安値を付けた反動で買い戻しが先行。22時過ぎに一時150.89円と日通し高値を付けた。
ただ、買い戻しが一巡すると再び弱含んだ。7月米ISM製造業景況指数が46.8と予想の48.8を下回り、6月米建設支出が前月比0.3%減と予想の0.2%増に反して減少したことを受けて円買い・ドル売りが優勢になった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時3.9627%前後と2月2日以来およそ半年ぶりの低水準を記録したことも相場の重しとなり、取引終了間際には149.29円付近まで下押しした。
ユーロドルは反落。終値は1.0791ドルと前営業日NY終値(1.0826ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ安水準だった。ポンドドルの下落にユーロ売り・ドル買いが出たほか、欧州株相場の下落を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出ると、欧州時間に一時1.0778ドルと7月3日以来の安値を付けた。
NY時間に入り、低調な米経済指標が相次ぐと一時1.0818ドル付近まで買い戻される場面もあったが、戻りは鈍かった。欧州株相場に加えて、米国株相場も軟調に推移したためリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。
なお、欧州を代表する株価指数のひとつユーロ・ストックス50指数は2%超下落したほか、ダウ平均は一時740ドル超下落した。
ユーロ円は5日続落。終値は161.18円と前営業日NY終値(162.36円)と比べて1円18銭程度のユーロ安水準。アジア時間に一時160.89円と3月12日以来の安値まで下落した反動で買い戻しが先行。22時過ぎに一時162.89円と日通し高値を付けた。ただ、買い戻しが一巡すると次第に上値が重くなった。米国株相場や日経平均先物の大幅下落に伴うリスク回避の円買い・ユーロ売りが入り、取引終了間際には161.10円付近まで押し戻された。
なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1530円安の3万6420円まで急落した。
本日の参考レンジ
ドル円:148.51円 - 150.89円
ユーロドル:1.0778ドル - 1.0835ドル
ユーロ円:160.89円 - 162.89円
(中村)
ただ、買い戻しが一巡すると再び弱含んだ。7月米ISM製造業景況指数が46.8と予想の48.8を下回り、6月米建設支出が前月比0.3%減と予想の0.2%増に反して減少したことを受けて円買い・ドル売りが優勢になった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時3.9627%前後と2月2日以来およそ半年ぶりの低水準を記録したことも相場の重しとなり、取引終了間際には149.29円付近まで下押しした。
ユーロドルは反落。終値は1.0791ドルと前営業日NY終値(1.0826ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ安水準だった。ポンドドルの下落にユーロ売り・ドル買いが出たほか、欧州株相場の下落を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出ると、欧州時間に一時1.0778ドルと7月3日以来の安値を付けた。
NY時間に入り、低調な米経済指標が相次ぐと一時1.0818ドル付近まで買い戻される場面もあったが、戻りは鈍かった。欧州株相場に加えて、米国株相場も軟調に推移したためリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。
なお、欧州を代表する株価指数のひとつユーロ・ストックス50指数は2%超下落したほか、ダウ平均は一時740ドル超下落した。
ユーロ円は5日続落。終値は161.18円と前営業日NY終値(162.36円)と比べて1円18銭程度のユーロ安水準。アジア時間に一時160.89円と3月12日以来の安値まで下落した反動で買い戻しが先行。22時過ぎに一時162.89円と日通し高値を付けた。ただ、買い戻しが一巡すると次第に上値が重くなった。米国株相場や日経平均先物の大幅下落に伴うリスク回避の円買い・ユーロ売りが入り、取引終了間際には161.10円付近まで押し戻された。
なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1530円安の3万6420円まで急落した。
本日の参考レンジ
ドル円:148.51円 - 150.89円
ユーロドル:1.0778ドル - 1.0835ドル
ユーロ円:160.89円 - 162.89円
(中村)