ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、戻り鈍い

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。2時時点では146.84円と24時時点(146.67円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。ダウ平均が一時1000ドル近く下落するなど、米景気の減速懸念を背景に米国株安が進むと、リスク回避目的の売りが強まった。24時30分前には2月2日以来の安値となる146.42円まで下押し。その後は米国株の下げが一服した影響で147.40円台まで下値を切り上げたが、戻りも限られた。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0912ドルと24時時点(1.0922ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。24時前に1.0927ドルの高値をつけたが、その後は上値を試す動きも落ち着いて高値圏でのもみ合いに転じた。

 ユーロ円は2時時点では160.23円と24時時点(160.20円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。1時過ぎに160.81円付近まで買い戻しが入ったが、ドル円と同じく戻りは鈍かった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.42円 - 149.77円
ユーロドル:1.0782ドル - 1.0927ドル
ユーロ円:159.71円 - 161.59円

(岩間)
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