ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ幅拡大

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ幅を拡大。24時時点では146.67円と22時時点(147.45円)と比べて78銭程度のドル安水準だった。7月米雇用統計が予想より弱い内容だったことが分かると、米長期金利の低下とともに全般ドル売りが先行。23時発表の6月米製造業新規受注が予想を下回ったことも相場の重しとなり、一時146.55円と3月11日以来の安値を更新した。

 ユーロドルは堅調。24時時点では1.0922ドルと22時時点(1.0890ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米経済指標が相次ぐと米長期金利の低下とともにドル売りが優勢となった。24時前に一時1.0927ドルと7月18日以来の高値を付けた。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時103.13と3月14日以来の低水準を付けた。

 ユーロ円は売買が交錯。24時時点では160.20円と22時時点(160.58円)と比べて38銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出た半面、ユーロドルの上昇につれた買いが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.55円 - 149.77円
ユーロドル:1.0782ドル - 1.0927ドル
ユーロ円:159.71円 - 161.59円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。