欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル じり安

 6日の欧州外国為替市場でユーロドルはじり安。20時時点では1.0909ドルと17時時点(1.0927ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米長期金利の上昇は一服するも、6月ユーロ圏小売売上高がさえない結果になったこともユーロの重しとなり、1.0904ドルまでレンジ下限を広げた。
 7月英建設業PMIは予想を大幅に上回る55.3と約2年ぶりの高水準となったものの、ユーロ主導のドル高が続くなか、ポンドドルは1.2680ドルまで安値を更新している。

 ドル円は売り優勢。20時時点では144.92円と17時時点(145.29円)と比べて37銭程度のドル安水準だった。日経平均先物の大幅下落が重しとなり、144.37円近辺まで売りに押された。その後は日経平均先物の動きを眺めながら145円を挟んで上下し、日本株・円相場の不安定な動きは続いている。

 ユーロ円は軟調な動き。20時時点では158.10円と17時時点(158.75円)と比べて65銭程度のユーロ安水準だった。株安を背景に円買いが再燃するなか、ユーロドルの下落も上値を圧迫し、一時安値圏の157円半ばまで押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.63円 - 146.36円
ユーロドル:1.0904ドル - 1.0963ドル
ユーロ円:157.44円 - 160.22円

(金)
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