今日の株式見通し-軟調か 米国株は買い先行も終盤マイナス圏に沈む

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は234ドル安の38763ドルで取引を終えた。買いが先行し、一時上げ幅を400ドル超に広げた。しかし、10年債入札が低調と受け止められて長期金利が上昇。終盤にかけて値を消す流れとなり、下落で終えた。ドル円は足元146円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて700円安の34370円、ドル建てが575円安の34495円で取引を終えた。

 米国株安を嫌気した売りに押されると予想する。米国では金利上昇を嫌気して、エヌビディアやアプライド・マテリアルズなど半導体株が弱かった。CME225先物は大幅安スタートを示唆している。米金利上昇はドル高・円安への期待を高めることから、下値では買いは入ると考える。ただ、三連休を先に控える中ではリスク回避の売りも出やすいだけに、場中は不安定な動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは34200円-34800円。
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。