東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下押し

 9日の東京外国為替市場でドル円は下押し。12時時点では147.48円とニューヨーク市場の終値(147.23円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。3.98%台で時間外の取引を再開した米10年債の利回りが3.97%割れをうかがう動きとなったこともあり一時147.03円と、147円割れに迫る場面もあった。しかし大台割れは回避して147円前半で推移した。

 ユーロ円も一時下押し。12時時点では161.07円とニューヨーク市場の終値(160.77円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。寄り付き後に800円以上の上昇となった日経平均株価が350円ほどへ上昇幅を縮小した場面で動きを重くし始め、160.53円まで下値を広げた。しかし大きく売りが進む状態にはならず161円台を回復した。

 ユーロドルは12時時点では1.0921ドルとニューヨーク市場の終値(1.0919ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。米金利が小幅に低下するなか小高く推移。1.0925ドルまでじり高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.03円 - 147.82円
ユーロドル:1.0912ドル - 1.0925ドル
ユーロ円:160.53円 - 161.38円

(関口)
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