東京外国為替市場概況・10時 ドル円、買いの勢い弱まる

 12日の東京外国為替市場でドル円は買いの勢い弱まる。10時時点では146.85円とニューヨーク市場の終値(146.61円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。節目の147.00円を抜けると8時半前には147.13円まで一時強含んだ。しかし、ニュースも無い中での上昇だったことで、買いの勢いは長続きせず10時過ぎには146.70円台まで戻している。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0918ドルとニューヨーク市場の終値(1.0917ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。朝方売られていたオセアニア通貨が買い戻されたこともあり、ユーロドルの売りの勢いも削がれ狭いレンジでの取引になっている。

 ユーロ円は買い一服。10時時点では160.33円とニューヨーク市場の終値(160.00円)と比べて33銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の動きに連れて160.57円まで買われたが、買いは一服となり160円前半まで押し戻された。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.47円 - 147.13円
ユーロドル:1.0910ドル - 1.0920ドル
ユーロ円:159.79円 - 160.57円


(松井)
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