欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、強含み

 12日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。20時時点では147.41円と17時時点(147.21円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。欧米株価指数の上昇の勢いは弱いものの、アジア時間からの底堅い地合いを維持し、一時147.45円まで値を上げた。明日以降に予定されている米物価指標の発表を控えて、持ち高調整目的の円売り・ドル買いも入ったようだ。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0926ドルと17時時点(1.0922ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.09ドル台前半の狭いレンジ内ながら底堅く推移。前週末高値の1.0931ドルには届かなかったが、1.0930ドルまで再び本日高値を更新する場面も見られた。

 ユーロ円はじり高。20時時点では161.07円と17時時点(160.79円)と比べて28銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やユーロドルの上昇につれて、一時161.11円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.47円 - 147.45円
ユーロドル:1.0910ドル - 1.0930ドル
ユーロ円:159.79円 - 161.11円

(岩間)
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