欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、強含み

 8日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。20時時点では146.10円と17時時点(145.85円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。欧米株価指数がいったん下げ止まったことにくわえ、日経平均先物はプラス圏に浮上し、リスク回避の動きも一服。米10年債利回りが3.92%台まで低下幅を縮小したこともあり、一時は146.49円付近まで買い戻しが入る場面も見られた。

 ユーロ円は底堅い。20時時点では159.63円と17時時点(159.57円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。リスク回避の動きが後退したことで一時160円台を回復。160円台の維持はできなかったが、159円台後半で底堅く推移した。

 ユーロドルは小安い。20時時点では1.0925ドルと17時時点(1.0940ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下幅縮小に伴って売りが進み、本日安値の1.0919ドルに迫る水準まで値を下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.44円 - 146.87円
ユーロドル:1.0919ドル - 1.0945ドル
ユーロ円:158.97円 - 160.52円


(岩間)
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