ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、軟調

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。2時時点では147.34円と24時時点(147.87円)と比べて53銭程度のドル安水準だった。148円を前に上値の重さを確認すると、米10年債利回りが低下するのをながめ、147.20円台まで下落。その後は147円台前半でのもみ合いが続いた。
 なお、ニューヨーク連銀の最新調査によると、3年後のインフレ期待は2.3%と前回から低下し、2013年以来の低水準を付けたことが明らかとなった。

 ユーロ円も下落。2時時点では160.93円と24時時点(161.64円)と比べて71銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下落した影響を受けて軟調に推移すると、2時過ぎに160.80円前後まで下押した。一時プラス圏を回復したダウ平均が再びマイナスに転じたのも重しとなったか。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0923ドルと24時時点(1.0931ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。24時過ぎに1.0939ドルまでわずかに上値を伸ばすも一時的となり、その後は1.0920ドル台に押し戻される展開となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.47円 - 148.22円
ユーロドル:1.0910ドル - 1.0939ドル
ユーロ円:159.79円 - 161.95円

(川畑)
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