東京外国為替市場概況・15時 ドル円、もみ合い

 16日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。15時時点では148.91円と12時時点(148.87円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均株価が8月1日以来となる38000円台を回復したことで、149.05円付近まで強含む局面があったものの、米10年債利回りが3.89%台で低迷していることで、上値は限定的だった。

 ユーロ円は底堅い。15時時点では163.58円と12時時点(163.48円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。後場の日経平均株価が堅調地合いを保ったことで、163.72円前後まで値を上げた。
 オセアニア通貨は強含み。リスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨買いが継続し、豪ドルは対ドルで0.6634米ドル、対円で98.84円、NZドルは対ドルで0.6025米ドル、対円で89.78円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは15時時点では1.0985ドルと12時時点(1.0981ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下を受けて一時1.0986ドルまでわずかに上値を伸ばした。
 ポンドドルは、7月英小売売上高(自動車燃料含む)が前月比+0.5%、前年比+1.4%とほぼ予想通りだったものの、1.2884ドルまでわずかに上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.74円 - 149.35円
ユーロドル:1.0971ドル - 1.0986ドル
ユーロ円:163.35円 - 163.88円




(山下)
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