東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が重い

 16日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では149.15円とニューヨーク市場の終値(149.28円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。日経平均株価は1000円超の大幅高となったものの、ドル円は2日以来の149円台まで戻ってきたことで上値が重かった。利食いや実需の売りが優勢となり148.91円まで弱含んだが、東京仲値の値決めにかけてはドル買い意欲もあったことで、ドル売りは現時点では一服となっている。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0976ドルとニューヨーク市場の終値(1.0972ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル売りで下値が支えられているものの、値動きは限定的。

 ユーロ円は小幅安。10時時点では163.70円とニューヨーク市場の終値(163.80円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。総じてドル円の動きに追随し、163.45円まで小幅に連れ安になった。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.91円 - 149.35円
ユーロドル:1.0971ドル - 1.0977ドル
ユーロ円:163.45円 - 163.88円


(松井)
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